全国のオートバイ関連ショップを網羅。こだわり、専門、特徴、強みから目的に合ったお店がきっと見つかる。

Ｚ系を中心に、旧車エンジンのオーバーホールやチューニングを得意とするGODSTONE（ゴッドストーン）が製作・整備したカワサキZ系オートバイをご紹介します。

TOTレーサー KZ900・1976年式

1976年式のKZ900をベースに、筑波サーキットで開催される「テイストオブツクバ」の「MONSTERクラス」のレギュレーションに沿って製作したマシンです。

レブリミッターは11,000rpmの設定ですが、常用回転域は10,000rpmとしています。

パワーよりも、扱いやすさと耐久性を重視したエンジン仕様です。
製作後、すでに15年が経過していますが、致命的なダメージは皆無です。

KZ1000 MKⅡ・1978年式

他店で製作された後、調子が悪くなり、修理の為バラバラにされて放置されていたものを、当店で組み上げた車両になります。

エンジンに致命的なダメージはなく、ヨシムラ製カムシャフトとピストンはオーバーホールの後、そのまま使用しました。

オーナー様が板金を専門にしていますので、外装パーツの塗装はオーナー様ご自身の手によるものです。

Z1・1974年式

他店で製作された後、エンジンオイルの消費が激しく、マフラーからは大量の白煙を吹き、酷く調子の悪かった車両でしたが、当店でのオーバーホールにより快調になりました。

シリンダーヘッドとピストンがデトネーションの為に溶けており、ヘッドは肉盛り溶接の後、修正してなんとか使用できる状態にしました。
（※ 状態の良い中古パーツは入手困難のため。）

ピストンは使用不可の状態でしたので、新たにワイセコの74mmを使い、それに合わせてシリンダーをボーリングしました。

デトネーションを起こした原因は、極端に狂ったキャブセッティングでした。

調子の悪いまま乗り続けると、エンジンに致命的なダメージを与える場合もあります。白煙を吹く、エンジンが回らない、オイルの消費量が多い、等の不具合は、放置せずに早めの対処が必要です。

このショップのエンジンやマシン作りに興味を持った方、フィーリングが合うと感じた方は、是非、ショップに問い合わせてみましょう。

GODSTONE（ゴッドストーン）

Ｚ系を中心に、旧車エンジンのオーバーホールやチューニングをメインとした業務を行っています。数多くのＺエンジンをチューニング…（⇒詳しく見る）